2018年10月20日土曜日

10月20日のゼミ発表


なぜ「情報」ゼミが災害について扱うのか

情報は、人と人がコミュニケーションをとることではじめて意味をもちます。そのため、情報を使って助け合うことは情報の本来の使い道通りです。そこで情報ゼミでは情報の活用方法のひとつとして災害時の情報支援に取り組んでいます。


非常用持ち出し袋について

ゼミ生、お勧めのものを紹介します。

・スマホの充電ができる!非常用ライト
安否確認や情報収集など、災害時でもスマホは欠かせません。非常用ライトの中には、太陽光で発電ができるものや手動でハンドルを回して充電できるものもあります。

・羊羹(糖分補給ができる甘いもの)
糖分補給はもちろん、災害時は甘いものが癒やしになります。特に羊羹は保存期間も長いため常に備えておくことも可能です。

・スリッパ・上履き
地震などが起きたときは、割れたガラスや家具が散乱して危険です。足を守るために履くものを用意しましょう。

・新聞紙・ビニール袋・ビニールひも
これらは、災害時にとても役に立ちます。


防災情報 全国避難所ガイドについて

GPSを使い全国の避難所、避難場所を検索しルート案内をしてくれるアプリです。他にも避難勧告やJアラートなどの情報を通知してくれたり、安否情報を登録・確認できたりします。災害に備えて避難所を事前に確認する時や、災害時における避難所を検索する時に役立ちます。アプリの詳細


ローリングストック法について

災害が起きると食料の確保が必要となります。しかし食料をいっぺんに買い込むと、実際災害が起きた時には賞味期限が切れていて食べられなかったということもあります。そこで普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておきます。この方法をローリングストック法と言います。


非常用伝言ダイヤルについて

電話番号を使い、安否等の情報を、録音・再生できるボイスメールです。「171」にかけるとつながり、主に震度6弱以上の地震の場合に利用することができます。料金は無料で、特定の人にしか聞かせたくない場合は、暗証番号を決めることもできます。毎月1日と15日には体験利用ができるようになっているので、万が一のために家族で連絡を取り合う方法を練習しておくのもいいかもしれません。使い方(PDF)


東京防災について

東京都総務局防災部が発信している書籍とアプリのことです。災害に対する事前の備えや発災時の対処法など、今すぐ活用でき、いざというときにも役立つ情報を分かりやすくまとめた防災ブックです。東京仕様のものですが、他県でも使える情報がたくさん入っています。東京防災


情報ゼミの活動について

情報ゼミでは、Twitterとブログにて日々情報を発信しています。また、今回の文化祭では、災害支援として、模擬店で販売している焼きそばの売上の一部を寄付に当てています。寄付した金額は後日Twitterで発表します。


集中授業「情報と社会」について

冬に行われる授業のなかに、情報を社会で積極的に活用している外部の方をお招きしています。今年度の「情報と社会」は、昨年にひきつづきテレビにもでている野口健さん代表のNPO法人ピークエイドの方です。外部の方のお話の時は一般の方も聞くことができます。またこれも期間が近づいてきた時、Twitterとブログにてご案内します。