2018年10月20日土曜日

10月20日のゼミ発表


なぜ「情報」ゼミが災害について扱うのか

情報は、人と人がコミュニケーションをとることではじめて意味をもちます。そのため、情報を使って助け合うことは情報の本来の使い道通りです。そこで情報ゼミでは情報の活用方法のひとつとして災害時の情報支援に取り組んでいます。


非常用持ち出し袋について

ゼミ生、お勧めのものを紹介します。

・スマホの充電ができる!非常用ライト
安否確認や情報収集など、災害時でもスマホは欠かせません。非常用ライトの中には、太陽光で発電ができるものや手動でハンドルを回して充電できるものもあります。

・羊羹(糖分補給ができる甘いもの)
糖分補給はもちろん、災害時は甘いものが癒やしになります。特に羊羹は保存期間も長いため常に備えておくことも可能です。

・スリッパ・上履き
地震などが起きたときは、割れたガラスや家具が散乱して危険です。足を守るために履くものを用意しましょう。

・新聞紙・ビニール袋・ビニールひも
これらは、災害時にとても役に立ちます。


防災情報 全国避難所ガイドについて

GPSを使い全国の避難所、避難場所を検索しルート案内をしてくれるアプリです。他にも避難勧告やJアラートなどの情報を通知してくれたり、安否情報を登録・確認できたりします。災害に備えて避難所を事前に確認する時や、災害時における避難所を検索する時に役立ちます。アプリの詳細


ローリングストック法について

災害が起きると食料の確保が必要となります。しかし食料をいっぺんに買い込むと、実際災害が起きた時には賞味期限が切れていて食べられなかったということもあります。そこで普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておきます。この方法をローリングストック法と言います。


非常用伝言ダイヤルについて

電話番号を使い、安否等の情報を、録音・再生できるボイスメールです。「171」にかけるとつながり、主に震度6弱以上の地震の場合に利用することができます。料金は無料で、特定の人にしか聞かせたくない場合は、暗証番号を決めることもできます。毎月1日と15日には体験利用ができるようになっているので、万が一のために家族で連絡を取り合う方法を練習しておくのもいいかもしれません。使い方(PDF)


東京防災について

東京都総務局防災部が発信している書籍とアプリのことです。災害に対する事前の備えや発災時の対処法など、今すぐ活用でき、いざというときにも役立つ情報を分かりやすくまとめた防災ブックです。東京仕様のものですが、他県でも使える情報がたくさん入っています。東京防災


情報ゼミの活動について

情報ゼミでは、Twitterとブログにて日々情報を発信しています。また、今回の文化祭では、災害支援として、模擬店で販売している焼きそばの売上の一部を寄付に当てています。寄付した金額は後日Twitterで発表します。


集中授業「情報と社会」について

冬に行われる授業のなかに、情報を社会で積極的に活用している外部の方をお招きしています。今年度の「情報と社会」は、昨年にひきつづきテレビにもでている野口健さん代表のNPO法人ピークエイドの方です。外部の方のお話の時は一般の方も聞くことができます。またこれも期間が近づいてきた時、Twitterとブログにてご案内します。

2018年9月23日日曜日

ゼミ活動 『飯田水引』飯田市に行ってきました その2

お久しぶりです!ゼミ生の桑沢です。

先日僕たちはゼミ活動の一環で、長野県の飯田市にある『飯田水引』の見学に行ってきました。今回は前回の続きです。前回は水引の郷山都飯田という水引博物館飯田水引協同組合事務所のことについて書きました。
前回の記事はこちらです↓↓
https://zeminonakama.blogspot.com/2018/08/blog-post.html
今回は水引工場の「神明堂」のことについて書きたいと思います。

水引とは?

水引とは、祝儀や不祝儀の際に用いられる飾りで贈答品の包み紙などにかける紅白や黒白などの帯紐のことです。贈答品や封筒に付けられる飾り紐のことで、その形や色により様々な使い分けを行います。

た飾り紐としてだけでなく、などの置物や髪飾りとしても使用されます。
この龍は全部水引で作られました!
すごい...!!!

僕たちが訪れたのは、「神明堂」という水引工場です。
明治35年の創業以来100年以上飯田水引を作っている歴史ある会社です。
冠婚葬祭などでよく見る封筒に付いている水引や正月飾り、水引で作られた亀や松竹梅の飾り物、水引の素材などを販売しています。また、オーダーメイドの水引商品も作っています。


次は水引の作り方について説明します。



このような薄い紙から作られます。書道の時に使う紙の様に薄くて柔らかかったです。



この紙を細い糸の様にしていきます。紙をよじりながらボビンに巻いていきます。
ボビン一つで4,000mの糸ができます。


その後、表面をなめらかにするために石灰を塗り、熱風で乾燥させます。
熱風で乾燥させる作業があるため、工場の中はとても暑かったです。



その後、色を塗り、コーティングをし、水引を決まったサイズにカットして完成です。
金と銀色の水引はとても発色がよく、キラキラと輝いていました。




お土産として水引の糸をいただきました!!

最後に...

今回見学させていただいた「神明堂」さんがNBS長野放送の「守りたい信州の財産」という番組で紹介されました。飯田水引のことや神明堂のことについて詳しく紹介されているのでぜひご覧ください。


情報ゼミでは、今回撮影した写真を、インスタグラムでもアップしています。良かったらそちらも見て下さい!

2018年8月9日木曜日

ゼミ活動 『飯田水引』飯田市に行ってきました

ゼミ長の石原です。

先日、僕たちはゼミ活動の一環で、長野県飯田市にある
『飯田水引』の見学に行ってきました。
↓こちらが飯田水引です。
 飯田水引は、長野県飯田市地方に伝え続けられてきた伝統工芸で、水引の全国生産量のなんと70%も占めている一大産業です。婚約の際、二人(両家)の約束事を形に表す儀式である結納などで活用されるだけでなく、現在では相撲協会で使用されている力士の大銀髷に飯田元結が使用されていたり、またかつては1998年の冬季長野オリンピック・パラリンピックが開催された際には、入賞者や参加選手、役員、海外報道関係者らに飯田水引の製品が贈与されていたりなど、世界的にも知名度のある産業です。
 
 今回、僕たち情報ゼミではこの産業を、より末永く後世に残していくために、情報発信で飯田水引を盛り上げていこうという活動を始めました。
まず訪れたのが、水引の郷山都飯田』という水引博物館です。


ここでは、水引の商品が実際に販売されているだけでなく、数多くの水引による「芸術作品」が展示されています。
ではここで、実際の飯田水引でできた芸術作品を見てみましょう。


な…なんて壮大なんでしょう!??これがすべて水引によって生み出された作品なのです。
豪華で華やかで、美のスケールに圧倒されてしまいました。
しかも、豪華な作品ばかりではありません。中にこの様な、まさに「日本の美」を象徴するかのような繊細で美しい作品もありました。
まるで本物の花のようです。水引はここまでリアリティを追求できるのだということに驚きでした。
これを始めて見たとき、「なんではく製なんか飾ってるんだろう??」と勘違いしてしまいました。これも水引作品なのだとは…スゴすぎです!!??

展示品のなかで、ひときわスケール感を放っていたのが、こちらの作品でした。
なんと、あの『浦島太郎』の世界観を水引で再現しているのです。左下のゼミ生と比較していただくと、いかにスケールの大きい作品かが分かると思います。

また、飯田水引は芸術作品ばかりではありませんでした。展示品の中には、由緒ある水引の「役割」を象徴するものもありました。

これらは全て、皇室に関係した展示品です。水引がいかに日本の由緒正しき伝統文化であることが分かります。

また、歴史の古さはこんな展示品からも伺えます。こちらはかつて水引作りに関わった実際の道具たちです。

かつてはこのような道具たちで水引が作られていたようです。


また、販売もしていました。


このように、普段身につけるようなアクセサリーから置物まで、様々な商品が販売されています。

次に飯田水引協同組合事務所にお伺いしました。
僕たちの水引に関するプレゼンテーションを飯田水引協同組合の理事長岩原さん、副理事長関島さん、事務局の山口さんに見ていただきました。
また、僕たちは今回の見学で、実際に飯田水引を自分たちで「結ぶ体験」を、飯田水引協同組合さんのご厚意で行う事ができました。

こちらがお手本で結んでくださった水引です。
そしてこちらが僕が結んでみた水引です。

ちょっといびつですが…うまくできました!!こちらは水引の基礎の編み方で、「あわじ結び」というのだそうです。この結び方を一回覚えれば、様々な形で応用できると教わりました。
それがこちらで、写真左が本の栞、右が蝶々です。
 今回の見学で僕たちは、水引には、人同士の縁や、心と心を結びあう意味がこめられているのだと教わりました。日本の由緒ある「美」の世界が、皆さんとの「結びつき」を心から待ってくれています。

情報ゼミでは、今回撮影した写真を、インスタグラムでもアップしています。良かったらそちらも見て下さい!

僕たちは、午前中、以上のところを見学と体験をしました。
暑いなかを気遣いいただき、飯田水引協同組合では全員に冷たいペットボトルまで用意してくださいました
ありがとうございます。

午後は新明堂さんに行きました。その様子はまた後日。
僕たち、ワークショップできるかな? やりたいですね。

今日の投稿は以上です。



2018年7月14日土曜日

災害 私たちができること

社会福祉法人 全国社会福祉協議会のホームページに最新の状況を見ることができます
https://www.saigaivc.com/

6月下旬からの大雨により、私達が住む長野県でも大滝村をはじめ、あちこちで土砂崩れなども起き、道の通行止めも起きています
数日前までは、夜のなると突然の大雨でテレビに大雨警報や土砂災害警報などがでていました

大災害が全国で起きる前に、岡谷から短大に向かう県道も倒木がありましたが
1時間目の授業にくる学生たちのなかで車通学の学生は、車渋滞している理由ははじめわからず、ラインやSNSやショートメッセージなどで、倒木の事を知ったそうです
渋滞で前のほうに居た車は通行でき、そのあとの車は道が通行止めとなり、午前中まで通行止めとなっていました

現在、多くの場所で土砂で家が壊れたり住める状態ではない家や道などの状況がテレビやネットで見ています

ただ。今の情報なのか災害が起きた発生時の状況なのか、私たちもネットを見ていてよくわかりません
調べたところ、現実に大きな被害があり人手がまったく足りないところと、数件の被害でその町の人達で片付けなどを終了できたところもありました

上にリンクをしましたが
災害ボランティア情報のホームページでは、最新の情報が掲載されていました
私達が状況を知るため。また、何かしなければならないと思っている人達に役にたてばと思います

東北に先輩のゼミ生の皆さんは、土砂片づけに行っていました
その方法を先生から聞いたので書いておきます

ゼミのなかに宮城県仙台市の出身の学生がいて、まず現地の正確な情報と写真を送ってもらったそうです

次に、ゼミの皆さんで自分の友達や知り合いを通じて何か困っている事があるか、足りないものがあるかなど聞いたそうです
また、先生が避難所となっている体育館から、乳幼児の服や食べ物や着るものがなく助けてくださいという直接のメッセージを受け取って物を送っている事も教えてもらいました

そのため、ゼミ生で、現地の体育館に避難している人達が必要といっている、その季節に必要な服や文具などを、学生がそれぞれの友達たちにまた声をかけ
いったん、ゼミ生のところに集めました
それを分別して、必要な人のところに直接送りました

また
ボランティアは、人手がまったく足りていないという現実をネットなどで知ったそうで
現地に行くボランティアバスの情報も、一緒にネットで知る事ができたのでゼミ生で日にちがあう学生たちで一台のボランティアバスに、各自が自分でお金を出して乗って土砂を片付ける作業をしてきたそうです

このとき、
行く前に、必ずどのような恰好で行くのか、持ち物はなにか、をボランティアバスを運営するところに問合せをしたそうです

災害があった場所での自分たちの安全のための保険のため辰野町の社会福祉協議会に行き、ボランティア保険に加入して用意したそうです

現地は、大変な状態であったそうです

先輩たちは、情報ゼミですので、ネットや情報技術などは得意な人たちでしたが
先生はじめ、先輩たちは
まずは、確実な情報を、現地の人達と直接連絡をしあい、その情報を発信していたそうです

今回の災害も、多くのことを活用できると思っています

最初に自分の友達や知り合いや親戚に、災害があった人がいるか知る事
もし災害に遭った人がいたら、現実に私たちがしなければならないことがあるか聞く事

岐阜のゼミの先輩や、先生の知り合いの人達は、大きな災害があった地域に何名か居たそうですが、隣の地区だったり隣の市であったりして住んでいる所は直接被害は起きていない事を知りました
大滝村も、地区の人が別の場所に避難して町で物や生活するための支援はできているようです

確実な情報を、周りの人達にまず聞く事、そして、ボランティアに行きたいと考えている人は、地元でボランティア保険にはいり、なるべくまとまって現地にはいること

物を送りたいときは、実際に行っている人に相談をして、必要な物をまとめて送る事

そして長野県も、雨が降ると危ないところがたくさんあるので
私たちが住んでいる町のどこが危ないか、どうやったら逃げることができるか、特にずっとゼミでやっている情報弱者の人達に、どうやって危険をつたえるか、危険防止のために何をしなければいけないか
考えてまとめることが必要だとおもいました

僕は長野県の森や自然が好きです でも長野県にいても、場所が違うと、川の事や気象の違いなどまったく異なり驚きます
怖いなともこの災害のことを調べていて思っています
天気や自然は怖いという気持ちをいつも忘れないでいたいと思います

また、知り合いや親戚で困っている人がいたら私たち情報ゼミに連絡ください
ツイッターでは質問箱を用意しています
これは入力しても私たちが公開しないかぎり人に見られませんので安心してください






2018年7月13日金曜日

「平成30年7月豪雨」の地域ごとの被害状況の確認方法について

2018628日から79日頃にかけて、主に西日本を中心に北海道や中部地方など全国的に広い範囲で「平成30年7月豪雨(=西日本豪雨)」が発生しました

あまりに衝撃的であった今回の自然災害を受け、今、日本各地から「被災地への支援をしたい」という声が上がっており、僕たち情報ゼミでも何か役に立ちたいと思っています。

しかし、そんな思いはありつつも、「一体どこの地域がどれほど被害を受けているのか」という情報がなかなか得られていないのが現状です。
広島、岡山、愛媛県などの被害はよくニュースや新聞などで見かけますが、その県の具体的にどの地域が被害を受けたのか、また、他の県の状況はどうなのかという情報がなかなか得る事ができず、現地に親しい人を持つ方や物資を援助したい方々は、詳しい日本各地の被害状況の情報が欲しいところです。

そこで今回、僕達情報ゼミでは、今後被災地へ支援へ向かったり、現地の被害状況を詳しく知りたい方に向けて、リアルタイムで「平成30年7月豪雨」の被害状況を調べられる方法について情報発信したいと思います。


親しい人が住んでる町であったりと、気になる地域がある方は、各地域の公式ホームページを検索することがおすすめです。
具体的な地区などは難しいかもしれませんが、市や町などのくくりで検索すると、随時その地区の最新の状況などが更新されていますのでご参考下さい。
例として、主に報道されている「広島県呉市」、「岡山県倉敷市」、「愛媛県今治市」の公式ホームページのリンクを載せたいと思います。

広島県呉市     https://www.city.kure.lg.jp/

岡山県倉敷市    https://www.city.kurashiki.okayama.jp/
愛媛県今治市        http://www.city.imabari.ehime.jp/

また、他の地域の情報が知りたい方は、Wikipedia(ウィキペディア)で『平成30年7月豪雨』を検索すると、被害を受けた地域が細かく挙げられているので、そちらで気になった地域名を、同じように公式ホームページで検索してください。

西日本豪雨のWikipedia  平成30年7月西日本豪雨

また、こちらのサイトでも、細かく被害地域の一覧が載っていますのでご参考下さい。
『平成30年7月豪雨 (第4報)』https://www.saigaivc.com/20180711

各地域の公式ホームページでは、被害状況の情報などだけでなく、交通情報やボランティア募集の案内なども掲載されていたりします。もしもこの3連休で何か被災地のために活動したいと考えたいる方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

以上で今回の発信を終わります。微力な僕たち情報ゼミ生ですが、少しでも被災地支援のお役に立てられたらと思います。







2018年7月4日水曜日

3分で分かる!!IT用語講座 ~”HTTPとHTTPS”編~

ゼミ生の桑沢です。

第二回でも予告がありましたが、

第三回は、『HTTPとHTTPS』についてです。

正式名称は「HyperText Transfer Protocol (ハイパーテキストトランスファープロトコル」といいます。
これは直訳すると「文書を移動するときの規約」という意味です。
簡単に説明すると、このファイルは規約を守ったうえで表示しているという証です!
アドレスバーの最初にいつもあるのは、「WEBページのアドレスです!」ということを表してる記号のようなものです。

もう少し詳しく説明すると、
ネットでページを見る際にサーバーにあるファイルを自分の端末に表示する、一連の手順を表したものです。

例えば、Twitterを自分の端末で見ようとした時、Twitterのページを開くと普通に表示されます。これは、Twitterを開こうとした時に自分の端末がTwitterのページを見たいと、サーバーにリクエストします。すると、サーバーはTwitterのページを端末に送ります。こうすることで、自分の端末で、Twitterが見られるようになります。

HTTPSHyperText Transfer Protocol Secure」は、「通信中に他の人に情報が見られないように、暗号化しています!」という記号のようなものです。

ネットを使う際はHTTPSから始まるサイトは安全性が高いです。

ぜひいつも利用しているサイトのアドレスを見てみてください!

今日の投稿は以上です。次回はWeb界のお菓子ことCookie』について解説していきたいと思います。
*お菓子の「クッキー」のことではありません

2018年7月2日月曜日

3分で分かる!!IT用語講座 ~”SNS”編~

ゼミ生の山崎です。

第一回でも予告がありましたが、

第二回は、『SNS』についてです。

若者にとってはもちろん、最近は60歳や70歳も利用している『SNS』。
しかし、『SNS』という言葉自体、きちんと知っていますか?

正式名称は「Social Networking Serviceソーシャルネットワーキングサービス)」といいます。
これは簡単に直訳すると「社会の交流サービス」という意味です。
つまり、「人間関係」をリアルの場だけでなく、
ネット上でも手軽に繋がれるようにしたサービスということです。

もう少し詳しく説明すると、
例えば趣味や特技、住んでる地域といった自分のプロフィールを公開、共有することによって、それを見た共通点がある人や「友人の友人」といった人と繋がることができるサービスです。

例えば、FacebookmixiInstagramが代表的なSNSの例です。

上記を見て、「あれ?TwitterLINEはSNSじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。

Twitterについては、
われわれはソーシャルネットワークではない。情報ネットワークだ(Abbott氏)https://japan.cnet.com/article/35008165/
とある通り、本来は個人でも簡単に情報発信ができることを想定して作られました。

また、LINEについては、現在は一般的なSNSのように共通点で繋がれる機会が増えましたが、
昔は友人や知人としか繋がれない(友だち追加が「ふるふる」や「ID交換」といった元々繋がりがないとできない)ので元々はメッセンジャーアプリと呼ばれていました。

しかし、現在では人々に広く普及して、以前に比べ人間関係の構築が昔に比べて容易になったため、一概に『SNS』じゃないというのは少し違うかもしれません。
あくまで道具というのは人に使われるからこそ意味があるので、『SNS』として使われた時点でどんなツールでも『SNS』と呼べるかもしれませんね。

もし『SNS』についてもっと興味が沸いた方は是非、暇つぶし程度に検索してみてはいかがでしょうか?


今日の投稿は以上です。次回はSNSをアプリではなくサイトでアクセスする時、
いつもアドレスバーの最初にある『http』や『https』について解説していきたいと思います。

2018年6月29日金曜日

ゼミ活動 『辰野町ほたるの里世代間交流センター』

ゼミ長の石原です。

先日、ゼミ活動で僕たちは写真の撮り方の勉強をしに
『辰野町ほたるの里世代間交流センター』に行ってきました。


ここで現在行われていたのは『着物リメイク福島&グラスアート花文月習作展』
です。
1階で『着物リメイク福島』、2階で『グラスアート花文月習作展』が
それぞれ開かれています。

1階の着物リメイク福島』の写真です。


このように、ステキな着物たちが展示されています。
こちらの『着物リメイク福島』では、福島千秋さんという方の作品を
中心に多くの方が作られた着物作品が展示されています。
う~ん…スゴイ!!どれも古着の着物だったなんてとても思えないほどステキな
作品たちです!!!売り物ではないというのが残念なほどです。

これらの作品はすべて、昔の古い和の着物をリメイクして作られた作品であり、
作者の独創性によって新しく生まれ変わった着物たちです。

福島さんは何故このような創作活動をしているのでしょうか?
福島さんは「これらの古着達には〈伝統と歴史〉が残されている」
おっしゃっていました。
伝統とはもちろん、昔の着物そのもののことです。
しかし歴史とは、〈持ち主自身の歴史〉だと言います。

古着には、持ち主との〈思い出=人生〉が宿っています。
福島さんが古着をリメイクするのは、単に伝統ある古着を後世に残すだけでなく
その人の「人生も最後まで大切にする」意味があるからだとおっしゃっていました。

これらの着物たちがステキに映ったのも、そんな持ち主たちの
〈人生〉が宿ってるからだったんですね。


次に2階のグラスアート花文月習作展』の写真です。
まぁ~…こちらもなんてステキな作品たちなんでしょう!!
まるで西洋の教会で見るステンドグラスのようです。

はこれらのグラスアートは、もともとステンドグラスの補修のために
使われていた技術によって作られているそうなんです。
通常、ステンドグラスはすべて〈色付きのガラス〉によって作られていますが、
ガラスの補修の際には〈色付きのフィルム〉を貼っていたそうなんです。

ガラスを作る技術は難しいですが、グラスアートならフィルムを好きに切って
貼ればいいだけなので、低コストでより手軽に誰でも作ることができます。

こちらは「文殊菩薩(もんじゅぼさつ)」をモチーフにしたグラスアートです。
台紙が黒色なのは作者の工夫で、とてもシックで荘厳な印象です。


これらの作品に感銘を受け、「素晴らしい芸術作品ですね」と話したところ、
グラスアートを手掛ける大槻文子さんに「″芸術″なんてそんな、とんでもないですw」
とあっさり否定されてしまいました。

大槻さんはグラスアートを〈芸術〉ではなく、あくまでも〈人とのつながりを作るための趣味だ〉とおっしゃっていました。
展示されている作品も、大槻さん以外の人の作品が多く展示されており、
一つ一つの作品を、その人に思いを巡らせながら紹介してくれます。

展示されている作品たちがすべてきれいで華やかなのは、大槻さんの
おおらかで優しい人柄が関係してるかもしれませんね。


このように『辰野町ほたるの里世代間交流センター』では素晴らしい作品展が開かれて
いたのですが、実はこの展示会、今年の6月30日までで終わってしまうとのこと。
また、いつか展示してもらいたいですね。

しかし…そうなると気になるのはこの施設そのもの。
ここ辰野町ほたるの里世代間交流センター』はどんな場所なんでしょう?
施設の中をよく探索してみると、おおっ!?
なんと『茶の間』というカフェのような施設があるではないですか?
僕はこのカフェのマスター(?)である長崎百合子さんにインタビューしてみました。
長崎さんによると、ここ『辰野町ほたるの里世代間交流センター』は地元の人が
老若男女問わず誰でも利用できる支援センターだとのことでした。
3年ほど前から町が作った施設で、普段は小学生が放課後に宿題をしたり、
町民の会合の場などに利用されているとのことでした。

実際僕たちが来た時には、2階で町民のおじさんたちが囲碁をしていたりしていました。

ここは町民にとって憩いの場なんですね。

せっかくなので、このカフェでアイスコーヒーを注文してみました。
1杯150円。お手ごろな価格でとてもおいしかったです!
ちなみに、奥にある花は「苔玉苔(こけだま)ガーデニング」の花で、
長崎さんの趣味なんだそうです。
品種名は『木漏れ日草(コモレビソウ)』というそうです。
よく見ると、小さい花がかわいらしく咲いています。

ほかにも、『ヤブコウジ』と『チェッカーベリー』という苔玉も紹介してもらいました。
なんと、このガーデニングの器自体も長崎さんの手作りなんだとか⁉とてもすごいですね。
手作りと言えば、この施設では地元の素人の方が作った『手作りの雑貨』も販売されていました。
置物からストラップ、ペンケースなど様々なものが売られています。
僕も思わずストラップと置物を買ってみました!
ステキですねー。ゼミメンバーへのお土産のつもりでしたが僕の私物にしちゃいました(笑)

このように、『辰野町ほたるの里世代間交流センター』はとても居心地のいい場所でした。辰野駅から徒歩で1分もありません。皆さんも来てみてはいかがですか?
地図はこちらです。


情報ゼミでは、今回勉強のために撮影した写真を、インスタグラムにアップしていきたいと思います。良かったらそちらも見て下さい!

今日の投稿は以上です。