2019年6月15日土曜日

飯田水引について

今週のゼミは「飯田水引」について、短大の森本先生の授業「伝統文化演習」にて「飯田水引」の講義がありました。

「伝統文化演習」は辰野の有名な硯や木曽の漆器等日本の伝統文化について勉強をしています。
そのなかで今年は飯田水引もテーマにあり、森本先生がお招きした飯田水引協同組合の方のお話を特別にゼミ生も一緒に受講させていただきました。

情報ゼミでは情報デザインの勉強のひとつとして昨年度から飯田水引をテーマに勉強をしています。

水引はのし袋の赤白の紐のようなもの、お相撲さんの髷をしばるもの、公文書などを綴じているこよりと言われるもの、結婚の前に使われる結納品、など、日本独特の文化には欠かす事のできない物です。
この文化を情報を形にした「水引」は、飯田の伝統工芸で日本の70%以上の水引に関する商品を生産販売しています。
昨年度のゼミは飯田水引協同組合にお伺いして水引のお話や体験をさせていただきましたが、今年は短大の「伝統文化演習」という科目に飯田水引協同組合理事の関島さんの講義があり、ゼミ生も特別に授業に参加し、お話を聞かせていただきました。

歴史は、何年に何がおきただけではく、必ず原因とか理由があります。
その原因や理由を知る事により、社会が形成されたり、芸術や文化が生まれて今の私達の生活に影響を与えています。

私たちが情報をデザインするには、そのことをまず知って学ばなければいけません。
伝統文化演習に参加させていただき、水引の歴史や飯田がなぜ日本を代表する生産地になっているのか知る事ができました。

参加させていただきありがとうございました。

また、授業では水引体験もあり
ゼミ生3名は事前に水引結びを学び、体験のお手伝いもさせていただきました。
練習不足で、伝統文化演習を履修している学生の皆さんのほうが、とてもステキなアクセサリーをつくっていてびっくりしました。
文化というものを形にする文化を大切にしたいです。
また
朝には辰野町の有効都市ニュージーランドのワイトモの高校生が短大にきて、英語ゼミの人達が英語で水引の説明をしたそうです。
短大ではニュージーランドに留学する制度もあり、たくさんの学生がニュージーランドで勉強をしています。

写真は、特別講師をされた飯田水引協同組合専務理事の関島さん。森本先生。
一緒に水引のあわじ結びをつくったゼミ生。




そしてゼミではゼミの写真をアーカイブしています。
昨年の写真も掲載しておきます。
昨年の先輩たちも飯田水引協同組合であわじ結びをつくっていました!

水引は心と心を結ぶものだそうです。世界の人達と心がつながればよいですね。
以上ゼミ生全員で発信でした。










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